口がパサパサ、ドライマウスの症状とは?
ドライマウスという言葉をご存知ですか。唾液の分泌が何らかの原因で悪くなってしまうことで、口がパサパサに乾いてしまう病気です。実は、そんなドライマウスの患者さんが増えてきています。ドライマウスに悩む患者さんが増えている理由とドライマウスの症状について詳しくご紹介していきます。
ドライマウスの原因は様々なものがあります。代表的なものでは、加齢、薬の副作用、そしてストレスがあります。
唾液腺が刺激を受けることで、唾液が口の中に分泌されます。加齢によって徐々に唾液を分泌する機能が低下し、唾液腺自体が委縮してしまうことで、唾液の分泌量は低下します。
赤ちゃんは唾液の分泌が活発なので、よだれがでていますが、年齢を重ねていくと、唾液がでにくくなってくるのです。
次に唾液の分泌が抑制されるのが、薬の副作用です。最近では花粉症の薬の副作用でドライマウスはお馴染みになっています。 鼻水や涙といった分泌を止めることで、花粉症の症状には効果がありますが、これは同時に同じ分泌物である唾液の分泌も抑制してしまいます。
ひと昔前は花粉症の患者さんも今のように多くなかったので、花粉症の薬による副作用でお口の不快感はかなり強かったです。
ですが、花粉症の薬が改善され、今では口が乾きにくくなってきています。 またドライマウスを起こす薬としては、睡眠導入剤や、高血圧のお薬などがあります。
高齢者は、もともと唾液の分泌が低下すること、ドライマウスになりやすいのですが、年齢とともに様々な疾患を抱え、薬を服用することでドライマウスが起こりやすくなります。 ですが、今、年齢が若い人たちもドライマウスの症状に悩まされています。
その原因がストレスです。発表会の前や試験前などに緊張して口がネバネバして乾いた経験はありませんか?これは、緊張によって交感神経が優位に働き、ネバネバ唾液が分泌され、サラサラ唾液の分泌が抑制されているからです。
この緊張している状態が常に続いているストレスを常に抱えていることで引き起こされるのがドライマウスです。ストレスフルな環境で働いている現代人は、ドライマウスの症状が起きやすいのです。
ですが、逆にいえば、ストレスを抱えている方はサラサラ唾液を分泌することで、ストレスが軽減されるともいえます。リラックスのときに働く、副交感神経が刺激されることで、サラサラ唾液が分泌されます。
したがって、唾液腺マッサージなどを行ってサラサラ唾液を分泌することで、むし歯、歯周病予防だけでなく、ストレス軽減にもつながるのです。 サラサラ唾液を分泌する唾液腺マッサージもぜひやってみてくださいね。
医院名 | 杜の丘デンタルクリニック |
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所在地 | 〒981-3628 宮城県黒川郡大和町杜の丘1丁目16 ヤマザワ杜のまち敷地内 |
電話番号 | 022-341-8214 |
URL | http://www.morinooka-dental.com/ |
診療内容 | 歯科・小児歯科・歯科口腔外科・インプラント・ホワイトング・入れ歯(義歯)・審美歯科 |
説明 | 宮城県黒川郡にある歯科医院、【杜の丘デンタルクリニック】です。ベビーカーのまま診療室まで入れるバリアフリー設計、広いキッズスペースがあり、お子さんに優しい、お母さんが安心して通えると評判の歯科医院です。 予防はもちろん、歯周病治療にも力を入れています。宮城交通「ハーモニータウン中央」停留所が目の前の立地です。お車でお越しの方は、スーパーヤマザワ敷地内、大型駐車場をご利用ください。富谷ICから車で20分ほどです。 夜19:00まで、土曜日も1日診療しており、平日忙しい方も通院しやすいです。正確な治療を行うための治療環境、万全の衛生管理を整えており、お子様からご高齢の方まで安心してご来院ください。 |